デジタルサイネージの活用メリットはいくつかあります。イメージとして、パソコンのパワーポイントアプリケーションを使ってプレゼン資料を作成し、それをディスプレイ上に映し出すことを考えれば分かりやすいです。このタイプのデジタルサイネージであれば、一度作成した資料の追加や修正、更新などが比較的容易にできることが分かるでしょう。資料ファイルにパソコン上で手を加えれば済むからで、物理的に一度設置されてしまった看板の表記事項を修正することを考えればその差は明らかです。

昨今のように世の中の変化が激しく、例えば十年間にもわたって同じ看板を掲げ続けるようなイメージではなくて、見る人に訴えかけたい情報が頻繁に変わるケースでは非常に有用となります。ここから考えればデジタルサイネージでは、1台のディスプレイに映し出す内容を、世の中の変化といったレベルの話ではなくて、こちらが訴えかけたい情報を例えば1分に1回更新して次は別の内容を映すといったこともできることに気づきます。テレビのCMとか、あるいは紙芝居のようなものを想定してもらっても構いません。それだけ多くの情報を流すことができるわけです。

もちろん、さらに進めば、そもそもが単なる静止画像である必要さえもありません。確かに資料作成には多少の労力が必要になってきますが動画映像を映すことにしても問題なく、見る人に対してより分かりやすい情報を提供し、強くアピールすることができます。

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